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地震・引越しなどでしばらくブログ更新を休んでいましたが
その間にあったとても大きな出来事について
書き残しておきたくて、今日はPCに向かいました。


*  *  *


実は、
ワタシの大好きな、大好きな祖母が亡くなりました。


奇しくもワタシタチが引越しした翌日の夜。


それは祖母の誕生日の翌日でした。



95歳。



95回目の誕生日を迎えた翌日、
おばあちゃんは春の風になったのです。



やわらかく吹く、春の風。

時に強く、冷たく、季節の移り変わりを告げる春風。



それはまさにワタシのおばあちゃんみたいな風。


やさしくて、懐が広くて、常に前向きな人。
口には出さなくても
強い意志と、まっすぐ芯のとおった強い人でした。


大正に生まれ、戦争や関東大震災を乗り越え
激動の人生をたくましく歩んできた女性。


聡明で、かわいらしくて
誰にでも愛されているおばあちゃんは

ワタシのことをそれはそれは可愛がってくれて
いつも気にかけてくれていました。



遠い昔、
おばあちゃんと手をつないで歩いたこと。

日の当たる縁側で髪を結ってもらったこと。

おばあちゃんの家に泊まって
いとこと笑い転げながら過ごしていた夏休み。

忘れられない、おばあちゃんの民謡と踊り。

着物の素晴らしさを教えてくれた、日本の女性。

キレイな白髪と優しい笑顔。

温泉で背中を流したときに見た
おばあちゃんの透き通るような白くて薄い肌。

遊びに行くといつも笑顔で「こえだちゃんかい?」と声をかけてくれたこと。

ムスメが生まれてからは
「はーなちゃん♪」とうれしそうに声をかけてくれて
たくさんの手遊びも教えてくれていました。

90を過ぎてもなお、いろいろなものに興味をもち
多趣味であったおばあちゃん。

しわしわの手で、器用にセーターやベストを編んでくれました。


それらが失われたなんて、いまでも信じられません。



*  *  *



そしてもうひとつ、気がかりだったことはワタシの母。


実は2月あたまから一ヶ月、入院していました。

ワタシが流産の悲しみと戦っていた頃、
無常にもその知らせが入ってきていたのです。


「どうしてこんなに辛いことばかり!」


ワタシは泣き崩れたものです。



幸いにも、
命に関わるような重大疾患を発症する前に
入院することができたので
時間をかけて回復し、いまは自宅に戻ってきています。


P1000747.jpg

これは病室に飾ってあった花。

花が心を、環境を変えてくれるんだって
あらためて思ったものです。




*  *  *



おばあちゃんは、昨年末から入退院を繰り返していて
その間、母はずっとそのことばかり気にかけていました。

昔から
ワタシが見ても『超』が付くくらい親孝行で
おばあちゃんを誰よりも大切にしてきていた母。

おばあちゃんのそばに居たいのに
居られなくなった入院生活は
身体よりも、心が苦しかったと思います。


でもね、

母が入院することになったのは
おばあちゃんの看護で病院に出入りしていたおかげでもあったのです。
(そこの医師に母は病気ではないかと指摘され、別の病院に入院)


発見が遅ければ
命に関わる疾患だったそうです。


おばあちゃんが母を助けてくれた。



母の母である祖母が、
命をかけて守ってくれたんだと感じています。




*  *  *




母の入院は我が家(実家)からは遠い距離だったので
なかなか簡単には会いに行かれませんでしたが

ワタシは時間をみつけては
ムスメを連れて会いに行っていました。


ムスメの無邪気な笑顔が、
母を癒してくれた。


そしてその姿がまた、
ワタシを安心させてくれていた。




以前、女同士という記事を書きました。



やっぱり、女から女へ受け継ぐものは大きい。




それは命のリレーというものだけではなく、
女ならではの“愛”があって
“想い”があるんじゃないかと。



祖母が母を助けてくれていたように

母はワタシをいつも助けてくれている。



母が祖母の生きがいであったように

ワタシは母にとって生きがいなのかもしれない。



ワタシにも生きがいであるムスメがいるから、

その気持ちは痛いくらいにわかる。



だからワタシはやっぱりムスメを守り抜くんだ。

もし、なにかあったとしても
ワタシはこの命を捧げてでも
ムスメを守ろうと思う。

いや、そんなこと、あえて思っていなくたって
そうするに違いないのだろうけれど。




*  *  *


母はいまも祖母を失った悲しみを抱えながら
強く、自分の足で立ち上がり、歩いています。

その胸の痛みは計り知れない。


ワタシが同じ立場だったらと思うと、いてもたってもいられない。


ワタシの母。



母の大切な母を思い続ける、
ワタシの母。



これからは
ワタシが母を支えてゆこう。

日々の暮らしに紛れて忘れてしまうこと、
できないこともあるかもしれないけれど
そう思っている気持ちだけは忘れないでいよう。



大切な母だから。



*  *  *



おばあちゃん、

どうか、どうか、

これからも母を深い愛で包んであげてね。



そしてどうか、

母に、ひとつでも多くの幸せを

届けてあげてください。







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テーマ:ママのひとりごと。
ジャンル:育児

コメント

ねえ

あたし、思うんだけどさ
この年までおばあちゃんが生きてたことが
スゴイ。
おばあちゃんとか、先祖の有難さが
本当の意味でようやく理解できた頃には
いないモノじゃない?祖父母って。
あたしの大好きだったおばあちゃんは
あたしが12歳の時に死んじゃった。
おじいちゃんは生まれた時から死んでた。
だから、ひ孫の顔見せてあげられた
こえディがうらやましいよ。
おばあちゃん、それだけできっと嬉しかったはずだよ。
あたしは、そう思う。

キミは、あれやこれやと心配しているお母様も
キミが思っている以上に、何も望んでいないと思うよ。
今回、帰省してて
両方の母親を見てて、話してて
つくづく思い知らされたんだけど
母親が子に望むこと、それは
しあわせでいてくれること。
それだけなんだよね。
お互い、笑顔!笑顔!で
すてきな母親を目指そうではないか。

同感

ワタシは男の子も女の子も育てたから
女から女へ受け継ぐものってやっぱりあるって
すごく実感するよ。



だと、思う。

男の子を育ててるときには
この愛を同じようにその次の世代へつなげて欲しい
というような思いは
なぜか経験したことなかった。

それはやはり
女性が産む性であるからかな。

ゆづきちへの思いは
やっぱり、ゆづきちを越えて、次の世代への愛を感じるんだよね。
(ワタシのトシのせいかも知れんが)



Re: チョコりどの

そうね、長生きだよね。
そして健康で長生き。
最後に入院するまでは病院にお世話になったことがないの。
とても健康なおばあちゃんだった。
それでね、かわいかった。
何歳になっても身だしなみにこだわってて
髪や服にちゃんと個性があったの。品のいいおばあちゃんだった。
ほんとにさ
ほんとーに自慢のおばあちゃんだったんだ。

長生きしてくれたこと、すごくありがたいね。
感謝せずにはいられない。
そして子や孫、曾孫にたくさんの愛を与えてくれたこと
尊敬せずにはいられないよ。

あんなステキな女性にはなれないと思うけれど
いつかまた会えるであろうおばあちゃんを
いつも想いながら生きてゆこうと思う。

母にもね、いままでたくさん助けてもらった。
だからこれからアタシとムスメが
母の力になれたらいいなって思うよ。うん。

Re: ぽんどん

だよね、そうだよね。
男の子は育てたことないけれど
きっとなにか違うものがそこにはあるんじゃないかって感じてる。

女同士にしかわからないなにかがあって
女だからこそできること、思えることがある。

うまくいえないけれどね。

だけど男の子を育てるってことも
それはそれで素敵な経験なんだろうなー

そっか・・・おばあちゃんのことに加えて、お母さんのこともあったんだ。
この春は本当にいくつものことが重なったね。
でも本当にお母さんの病気のこと、おばあちゃんが守ってくれたんだね。悲しみの中にも、感謝の気持ちがあふれてくるよね。
こういう時勢だからこそ、大きなことはできなくても、こうしてひとりひとりが子供を生み育てること、母性が大切なんだって思う。地球ガイアと同じくね。
こえだ母だからこそ、ハナちゃんの不思議な力も見出されてくるのかもと思ったよ。

Re: saanaちゃん

今年の冬から春はほんとうにいろんなことがありました。
ちょっと苦しいことが多かったな。。。

> こういう時勢だからこそ、大きなことはできなくても、こうしてひとりひとりが子供を生み育てること、母性が大切なんだって思う。地球ガイアと同じくね。

ほんとそうだよねー
母性ってすばらしい。深くて広くて大きくて。
そして母を越えることはなかなかできない。
でも、それでもみんなちゃんと母親なんだよねー。


> こえだ母だからこそ、ハナちゃんの不思議な力も見出されてくるのかもと思ったよ。

そうかな。そうなのかな?
こんなワタシでもムスメのなにかを引き出す力があるのかな。
ムスメの心が見えるのかな?
そうだったら、いいな。
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一姫二太郎の四人家族。
夫単身赴任のワーキングマザー。
慌ただしく平凡な日々に幸せを見出すのが得意♪
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